ダイエットすると便秘になりやすい理由

ダイエットというのは、女性が「もっと美しくなるために」と思っておこなうものですが、実はダイエットというのは、便秘を招きやすい大きな要因のひとつでもあります。

 

美しくなるためにダイエットをしているのに、それが原因で便秘になってしまい、肌荒れやニキビができ、しかもおなかポッコリ・・・という結果になってしまうケースも少なくありません。

 

でもどうして、ダイエットをすると便秘になりやすいのでしょうか?

 

「間違ったダイエット」が最大の理由!?

まず、誤解しないでほしいのは「どんなダイエットをしても、便秘になる」というわけではない、ということです。

 

「適度な運動」および、「甘いものや油っこいものを控えめにし、野菜などを多く摂ることを意識した、健康的な食事」を併用した正しいダイエットをすれば、便秘になることなく、健康的なダイエットを実現することができます。

 

ですが現実は「ダイエット=便秘」という図式が成り立ってもおかしくないくらい、ダイエットをしたら便秘になった、と悩む人の数は多いです。

 

ですが、そうした人のほとんどは、正しいダイエットをしていません。
ダイエットを考える人の多くは、運動を継続することを避け、食事制限など、「食べ物の面ばかりでのダイエット」をやりがちなのです。

 

ロクに運動もしないままでは筋肉がつかず、腸のぜん動運動がますます衰えてしまうのは当たり前ですね。便秘にならない健康的なダイエットをしたいなら、腸にしっかりとぜん動運動をしてもらうだけの筋力・体力をつけることは不可欠です。ラジオ体操などの、ちょっとした全身ストレッチ運動を毎日続けるだけでも、まるで違ってくるのですが、こうした簡単な運動でさえ、やっていない人が多いのです。

 

ダイエットにおける食事にも問題あり!

というわけで、ダイエットをしている人が便秘になりやすい理由は、「ダイエットの際に運動を心がけず、食事面ばかりに目を向ける傾向が強いから」というのが挙げられるのですが、問題はそれだけではありません。

 

ダイエットにおける食事そのものについても、問題があるんですよ。

 

ダイエットにおける食事が便秘を引き起こす、その理由としては以下のようなものが挙げられます。

 

○食事制限により、食事量そのものが減ることで便そのものの量も減る。
○食事量や食事の回数が減ると、食物繊維の摂取量が減る。
○食事置き換え型ダイエットは簡易的な食べ物であるため噛む回数が減り、脳への刺激が足りなくなる。
○食事を抜いたり減らしたりすることで、排便リズムそのものが乱れる。

 

こうして見ると、ダイエットにおける「朝食抜き・量を減らす・食事置き換え型ダイエットなどの食事制限」は、いずれも便秘の原因になる可能性が高いことがよく分かります。

 

ダイエットをするなら、食事の回数や量を減らしたり、高いダイエット食品に頼ったりするよりも「昔ながらの和食メニュー(ただし塩分控えめ)を、よく噛んで食べる」という形にするなどの工夫をするほうが、よほど健康的ですよ。

 

ダイエットというのは、食事制限がつらければつらいほど「近道」を探してしまい、それが結局のところ、無理を生じさせてしまうものです。
そして、たとえ、ごく一時的に体重だけ落ちたとしても、「便秘になり、さらにダイエットをやめたらリバウンドしてしまった」となっては、意味がないどころか逆効果ですよ。