「朝食抜き生活」は便秘を悪化させる!?

「1日3食、きちんと食べるのが健康にいいかどうか」というのは、実は意見が分かれています。「3食きちんと食べるのが栄養バランスが取れていい」「いやいや、今の世の中では、1日3食はむしろ栄養過多で逆効果だ」などなど、いろんな意見がありますね。

 

ですが、便秘に悩む人に対してはハッキリと「朝食を抜いたりせず、1日3食きちんと食べたほうがいい」と言い切れます。
朝食抜き生活は、便秘を悪化させてしまう大きな要素を持っているのです。

 

そのことについてお話ししましょう。

 

食物繊維の量・便の量が減る!

朝食抜き生活が便秘を悪化させてしまう理由のひとつが、「食事の量が減ることによって、便の量そのものが減る」ということです。

 

「朝食抜きにしている分、昼食と夕食はしっかり食べているよ」と言う人もいますが、そういうのはたいてい「消化のいいもの、食べやすいものを増やしているだけ」であるケースが多いのです。

 

ですから食物繊維の摂取量も、やはり「3食きちんと食べている」という人と比べると、どうしても少なくなってしまう可能性が高いんですよ。

 

胃腸のスイッチが入らず、便意が出ない!

朝食抜き生活が便秘を悪化させてしまうもうひとつの理由は、「朝食を食べないと、胃腸のスイッチが入らず、便意が出にくくなるから」です。

 

朝食というのは、胃腸にとっては「スイッチ入れ」の役割を果たしている存在。ついさっきまで寝ていて、すっかり「お休みモード」だった胃腸に対して、「さあ今から消化の仕事開始だよ」というお知らせをするんですよ。

 

朝食が体内に入れば、胃腸はそれに反応してスイッチを入れ、働き始めます。
これを毎日繰り返すことによって「朝起きて、朝食食べて、胃腸が働き出して、便意をもよおす」という排便リズムを作っていくのですが、もっとも目覚めに肝心な朝のタイミングを「朝食抜き」で失ってしまうと、この排便リズムが作りにくくなってしまうんです。

 

私たちが休日、昼間までボーッと寝ていると、その日一日がシャッキリしないのと似たようなものですね。

 

ですから便秘持ちの人にとって、「朝食抜き」という生活習慣は、やってはいけないことなのです。