便秘かどうか見分けるポイント

「私は2日に1回しかお通じがないから、便秘体質だわ」
「私はほぼ毎日お通じがあるから、便秘じゃないはず!」

 

・・・便秘についてのこうした意見は、一見正しいように思えますが、実は、便秘かどうかというのを見分けるポイントというのは、「毎日お通じがあるかどうか」だけではありません。
もっと根本的な「見分けポイント」があるんですよ。

 

排便したあと、スッキリしてますか?

便秘かどうか、それを見分ける根本的なポイントは何なのかというと・・・

 

「排便したあとに、スッキリした気分になれるかどうか」です。
どういうことかというと、たとえば「毎日お通じはあるものの、いつも何だか、まだ便が肛門近くに残っているような、ちゃんと排便しきれていないという感じ(残便感)がある」という人は、実は便秘の可能性大なのです。

 

特に、「おデブさん体型」ってわけでもないのに、下腹部がポッコリ出ていて、さらに排便において残便感を感じている、という人は、隠れ便秘だと考えて間違いないでしょう。

 

これとは逆に、2日に1回しかお通じがなくても「毎回、排便したらスッキリ!残便感なんて全然ない」という状態になれる人は、便秘である可能性は低いと考えられるのです。

 

お通じが2日に1回というのは、やはり便秘では?

そんなわけで、たとえお通じが2日に1回でも、「スッキリ出しきった感」がある排便ができている人は、便秘である可能性が低い、とお話ししましたが、それでも「毎日お通じがあることが理想的な状態なんだから、2日に1回っていうのは、やっぱり便秘じゃないの」と、イマイチ納得できない人も居るでしょう。

 

しかし・・・実は、人間が食べた物が便になって出てくるまでの時間は、食べ物の種類や量、そして体質などによっても差があります。たとえば少食の女性の場合だと、便の量自体が少ないですから、「毎日せっせと出さなければいけないほどには溜まらない」ということになるわけですね。

 

また、体内での便の腐敗による悪影響も、「2日に1回でも、スッキリ出せる」というのなら、まだ何とか許容範囲内です。

 

しかし、いくら残便感のないスッキリ排便ができているとしても、「3日に1回」となればやはり、便の腐敗による悪影響が心配になる「黄信号レベル」となりますし、4日以上お通じがない場合は完全な赤信号。たとえスッキリ排便ができていても、そこまで長く体内にとどめてしまっているのは正常ではない、という意味で便秘状態だと言えるでしょう。