健康な便と不健康な便について

健康な便と不健康な便、見分けるポイントはこれだ!
「あなたの便は健康な便ですか、それとも不健康な便ですか?」と聞かれたら、あなたは何と答えますか?

 

「便秘気味だからちょっと不健康かな、とは思うんだけど・・・」という感じの漠然とした答えは出ても、「○○だから不健康」などと、ハッキリと自分の便の状態を理解している人というのは以外と少ないものです。

 

というわけで、ここでは、あなたの便が健康なのか不健康なのか、それを見分けるポイントをご紹介しましょう。

 

健康な便の条件とは

健康な便はどんな便かというと・・・これから挙げる、3つの条件にすべて当てはまっている便のことを指します。

 

1.便の色:黄色に近い茶色、または明るい茶色。
2.便のやわらかさ:適度なやわらかさで、バナナ状でするっと肛門から出てくる。
3.便のボリューム:普通のバナナ1本分ぐらい、またはそれ以上の量がある。

 

さて、あなたの便は、この3つの条件に当てはまりましたか?
もし、どれかひとつでも条件から外れてしまったものがあれば、あなたの便は不健康な要素を持っている、ということになります。

 

「3つの条件」から外れた便は、何が悪い!?

では、先ほど挙げた、健康な便の3つの条件から外れてしまった便は、一体何が「不健康」なのでしょうか。

 

まず、便の色が濃い茶色や黒に近い茶褐色、という人は、「腸内環境が悪い」などという理由で、腸に長く便がとどまってしまっている、便秘状態であると考えられます。また、限りなく黒に近い色の便が出ている場合は、腸管からの出血の可能性もあります。最悪の場合、その出血が大腸がんから来ている、というケースもありますので、あまりにも色が濃い便が出ている場合は、早急に病院に行って、腸内の内視鏡検査をしてもらうことをお勧めします。

 

あと言うまでもないですが「血が混じった赤い便」も論外。必ず病院に行きましょう。痔による出血がついただけならまだマシですが、こちらも最悪の場合、大腸がんによる出血である可能性も否定できませんよ。

 

また、便の色が薄すぎる場合は、「便になるまでに、食べ物が正常に消化されていない」あるいは「栄養そのものが足りない」という可能性があると考えられます。

 

次に、便のやわらかさについて・・・
まず、最悪なのが、ウサギや鹿のフンのような、コロコロ便。便が腸内に長くとどまりすぎて、水分が奪われてしまった、まぎれもない便秘状態です。炭水化物を摂りすぎている人に、このコロコロ便が多いと言われています。

 

また、肛門からまっすぐ出てくる、やや太くて硬めの便は、コロコロ便よりはマシですが、やはりこれも健康な便と比べると、腸にとどまっている時間が長い、と考えられます。「コロコロ便予備軍」と考えてもいいでしょう。

 

逆に、やわらかすぎる便、液状の便は、消化吸収のシステムがうまく働いていない可能性大です。栄養の吸収効率が悪く、「食べても元気が出ない」という状態になりがちです。

 

最後に便のボリュームですが、
「バナナ1本分よりもずっと少ない便」というのは、人間として明らかに「便の量が少なすぎる」という状態です。

 

こうした「少なすぎる便」は、無理なダイエットなどももちろん、原因のひとつとして挙げられますが、それだけではありません。
普通の量の食事を食べていても便の量が少ない、という人は、その食事の内容そのものに大きな問題がある可能性大です。

 

たとえば野菜の摂取量が多いか少ないかだけでも、便の量は大きく変わってきますよ。また、炭水化物や肉類ばかり食べている人は、便の量が少なくなりやすいのです。